IPOとは未上場企業が新規に株を上場し、投資家に株を取得させることをいいます。特に公募価格が割安な場合が多く、更に初値が高くなる傾向があるため利益に繋がりやすく、投資家から常に注目を集めています。

IPOの2014年銘柄UNEXTの公募価格と初値

株式会社UNEXTは、ブロードバンドインターネット回線の販売代理店サービスとMVNOサービス及びU-NEXTの名称で行っている映像・電子書籍・音楽配信サービスを事業内容としています。サービスをスタートしたのは2007年で、2014年の12月に上場しています。

短期間で成長を遂げた企業ということで、UNEXTはIPOの2014年銘柄の中でも高い注目を集めました。公募株数は960,000株
で売出株数が604,000株なので、当選株数の合計は1,564,000株となります。売買単位は100株なので、当たりは15,640枚になります。この当選本数はごく一般的な数字で、普通の当たりやすさということになります。

12月16日に行われたUNEXTのIPOでは、公募価格3,000円に対して初値は3,950円を記録しています。注目の2014年銘柄の期待にそぐわない内容で、32パーセントのプラスであり100株単位での計算では95,000円の利益が得られたということになります。

IPOの2014年銘柄は全部で77社で、UNEXTの様に公募価格を初値が上回ったケースは59社、同額だったのが3社、マイナスを記録してしまったのは15社という割合です。上場する前に株を入手して上場日に売るという極めて簡単な作業で。80パーセント近い確率で儲けられるということが、投資家から注目を集めている理由です。

また、企業側は証券使用での直接金融による事業資金の調達が可能となり、既存の株主にとっては市場に株式を売却することにより投下資本の回収が容易となります。この様に、三方にとってそれぞれのメリットを得られるということが、IPOが行われる理由となっています。